ニュース ニュース NEWS

ニュース GPSSグループの一員である日本水力開発と上岩渕水利組合(群馬県みなかみ町)の共同事業
2022.07.12​

GPSSグループの一員である日本水力開発と上岩渕水利組合(群馬県みなかみ町)の共同事業

Snow

割田一・上岩渕水利組合長(写真左)と 我部山伸男・日本水力開発株式会社執行役員(写真右)

Forest

上岩渕水利組合の皆さんと日本水力開発株式会社



GPSSグループは、太陽光、風力、中小水力、地熱、バイオガスなど、サステナブルエネルギー
を生み出す幅広い発電事業を行う企業グループです。(https://gpssgroup.jp/)

上岩渕水利組合は、農業に必要な水の円滑な利用、及び農業施設の維持管理を目的として昭和47年に設立されました。 

この度、GPSSグループの一員である日本水力開発株式会社と上岩渕水利組合は、
共同で須川川小水力発電所を開所し、6月12日から東京電力に売電を開始いたしました。
現地位置情報(Google Map):https://goo.gl/maps/2tomNWcb44GV9mCN6

地域と同じ船に乗る、GPSSの共同事業 
地域に存在する水・風・熱などのエネルギー資源は「地域の共有財産」です。 私たちGPSSグループは、
このような資源を活用し地域と共同で事業を組成し、「ともに同じ船に乗るパートナー」として、サステナブルな社会を目指します。 

約100年前の発電施設の一部を再利用 
須川川小水力発電所がある西峰須川地区にはもともと古い水力発電所があり、この地域に電力を供給していました。
しかし、この発電所は老朽化のために約70年前に稼働を停止。その後、上岩渕水利組合は、発電設備として役目を終えた導水路を農業用水路として活用してきました。
GPSSグループは、この発電設備の一部を改修・再利用すべく、2021年4月に上岩渕水利組合と共同事業を立ち上げ、
新しい小水力発電所の建設をスタート。
2022年4月より運転を開始し、去る6月12日に売電を開始いたしました。この発電所の稼働により、須川川の水資源は、
農業だけでなく発電による売電収入という形でも地域を支えることになります。 

独立系発電事業者として、一級河川の新規水利権を付与されるのは、極めて稀なこと 
河川を利用した発電の際は、国や自治体から水利権を取得する必要があります。水利権取得には、河川法の厳しい規制があるため、特にダムのような大規模水力発電の場合、経験実績共に豊富な大手電力会社が水利権を取得し事業を進めます。 
そんな中、GPSSグループは、群馬県内で、独立系発電事業者として一級河川の水利権を取得することができました。これは、本発電事業の安全性や公共性はもちろん、GPSSグループとしての知見と実績も考慮された結果です。

Snow

現在の須川川小水力発電所

Forest

約100年前の須川川発電所


■本リリースに関するお問い合わせ
GPSSグループ 広報室
メール:pr@gpss.jp